ことさら−古都プログラマーの更級日記

京都でお寺を回りながら御朱印集めをしていたエンジニアのブログ。おもに技術的なはなしとか日常的なはなし

京都府には日本の何%の寺社が集まっているのか

年始にネプリーグを見ていたら面白いクイズがあった

僕は年末年始くらいしかテレビを見ない現代の若者なので、年始にはテレビを見ていました。でも、大体年始に何を見るかって人によって決まってますよね。僕は大体ガキ使か紅白を見て年を越して、とんねるずのスポーツ王でテニス対決を見て...みたいな感じです。

ある日、僕はネプリーグを見ていました。ネプリーグとはクイズ番組なのですが、その中で「あるものの割合を予想して、実際の値との誤差の合計を小さくしたほうが勝ち」的なゲームをしていました。これが非常に面白いと感じました。

例えば「成人男子のうち、朝ごはんに味噌汁を飲む人の割合は?」といった問題が出題されます。これに対して、回答者は「60%」のように答えます。実際の値が「45%」だったとすると、その誤差は15%となります。5問くらいこなして、誤差の絶対値の合計を小さくした方がよいというゲームです。

京都府にある寺社は日本の何%か」という問題

ここで出題された問題が「京都府にある寺社は日本の何%か」という問題です。これに対して、なんとか大学出身で東大の大学院に進学したアイドルみたいな人が「45%」と答えていました。これに対して僕は「なんてちんぷんかんぷんな答えを出すんだ」って思ってしまいました。実際の答えは「4%」でした。

45%なんて完全に勘じゃないですか。東大大学院とか学歴をうたっておきながらこれではガッカリですよ。冷静に考えてみれば45%なんてありえないのはすぐに解ります。日本には47の都道府県が存在しています。この47都道府県に均等に寺社が分布していたとして、京都府にある寺社は2%程度になります。いくら京都府に寺社が多いとしても、10%を超えるなんて相当なものです。

確かに、メガネの殆どは鯖江で作られてるとか、45%が全くありえないわけではないです、でも寺社の場合、「奈良にもいっぱいありそう」「東京も歩いてたらそこら中にある」「てか全国的にどこにでもある」ことを考えたら45%なんてありえないことは推定できるわけです。もっと言うと、「京都に総本山があり、各地に分国寺がある」なんてパターンもありますよね。京都以外にも寺社はいっぱいあるのです。

フェルミ推定とか、それが何処に役立つかとか

フェルミ推定というものがあります。「京都府にある寺社は日本の何%か」といった「手元にあるデータからは分からない酔うな値」を「日本の都道府県数」のような、手元にあるデータや「京都府の面積は小さい」「日本には京都にかぎらずとも多数の寺社がある」といった知識から実際の値を推定する手法です。僕自体はフェルミ推定について勉強したことはないので、この表記が正確とは限らないですが、可能な限り論理的に数字を出す、という手法はあるはずなのです。

これは実務にも役立ちます。例えば、ゼ○シィのような結婚関連誌を出す場合に、売上部数が推定できないと予算の決定、価格設定などができないハズです。そこで、「年間に結婚する人が100万いるから」「そのうち半分が雑誌を買うとする」「結婚関連誌は大体○種類あるから、均等に分布して○人くらい」「ちょっと少なく見積もってもこれくらいだろう」といったように売上が予測できるハズです。こんなのは勘では絶対予測できません。

思ったこと

「頭のいい人」と「頭の悪い人」というのはいます。そして、「頭のいい人は論理的」というのは、こういった部分から出てくるのだなぁと、最近思います。